株をやっている人なら知っているであろう「シルバー精工」。シルバー精工についての情報を紹介します。
シルバー精工の企業情報です。あのライブドアが一時期、大株主になったことから注目を浴びた東証1部上場のシルバー精工ですが、以前に比べると株主構成が大きく様変わりしています。同社は昨年9月11日、総額約75億円の第三者割当増資などを発表。割当先は、ユナイテッドエピック(東京都渋谷区)を代表者とする「UE投資事業有限責任組合1〜5号」で、新株の発行株数は1億3300万株(発行価格57円)に達する大型増資でした。ところが、払い込みの段階で「未達」が生じ、最終的に発行された新株は9050万株だったらしいです。また、「同組合6〜12号」には1億3100万株の新株予約権が発行されています。関東財務局に提出された大量保有報告書などによると、シルバー精工の実質上の筆頭株主はユナイテッドエピックですが、この増資で第2位の株主に登場したのが・・・
シルバー精工の実質上の筆頭株主はユナイテッドエピックですが、この増資で第2位の株主に登場したのが3333万株を所有する「東京平成ファンド」(代表者・大田雅俊氏)です。(その後、同ファンドは3月12日に単価62円で1833万株を市場において処分したため、現在は1500万株を保有)。兜町関係者によると、同ファンドには「ワシントン・グループの河野博晶氏が資金を出している」という情報です。実際、河野氏が実質上のオーナーであるA・Cホールディングス(旧南野建設)から2人の取締役がシルバー精工に送り込まれています。また、シルバー精工の大株主で気になるのが、506万株を所有する「ワールドオーシャンファーム」と、481万株の山家春治氏です。このワールド社は・・・
シルバー精工の大株主で気になるのが、506万株を所有する「ワールドオーシャンファーム」と、481万株の山家春治氏です。このワールド社は現在、フィリピンでブラックタイガー(エビ)の養殖事業を名目に、匿名組合方式でカネ集めを行っているようですが、同社のトップ黒岩勇会長は過去にマルチ商法を何度も破綻させてきた前歴を持っています。山家氏も同社が関連する財団法人の理事を務めているという関係。この2株主は、冒頭に述べた「大型増資」以前にシルバー精工株を取得した模様ですが、集めた金を仕手戦に投入しているのは、ほぼ間違いない、というのがもっぱらの噂です。こういうあぶない会社には私なら手を出しませんね〜。まあ投資はあくまでも自己責任で行って下さいね!